むし歯 むし歯の症状は、むし歯菌が生成する酸によって歯が溶かされることで現れます。むし歯菌は10種類ほどあり、なかでも特にむし歯を作る力が強いのが「ミュータント菌」です。「ミュータント菌」がお口の中に入ると、食べ物や飲み物などに含まれる糖分を分解して、グルカンという粘着質の物質を作り、歯の表面に貼りついて歯垢(プラーク)を形成します。歯垢を放置すると次第に厚みを増し、バイオフィルムと呼ばれる層を作り、その内部で菌が増殖して歯の表面のエナメル質を破壊していきます。 むし歯の進行過程 むし歯の進行過程は、「CO(シーオー)」から「C4」までの5段階に分けられます。このうち「CO」であれば、プラークコントロールやフッ素塗布などの、歯の再石灰化を促す治療だけで改善させることも可能ですが、「C1」以降からは歯を削る処置が必要となる場合があり、さらに「C2」以降からは痛み・しみなどの自覚症状が現れ始めます。なので、できるだけ早く当院にお越し頂き、適切な治療を受けられるようにしてください。 根管治療 歯根内の血管や神経が通る管のことを、「根管」と言います。根管治療とは、この根管内の壊死した歯髄(歯の神経)や汚染物質などを除去し、清掃・消毒する治療方法です。根管治療の種類として、「抜髄治療」「感染根管治療」などがあります。 患者様の状態によっても異なりますが、根管治療を行う場合には5~6回程度の通院が必要となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 親知らずの抜歯 親知らずのことでお悩みであれば、京都の内田歯科医院までご相談ください。斜めに生えている親知らずなどを放置していると、親知らずそのものがむし歯になったり、隣の歯に適切なブラッシングが行いにくくなり、むし歯を引き起こしたりします。そのほか、お口全体の噛み合わせに影響をおよぼす場合もあります。京都市北区の内田歯科医院では、親知らずの抜歯にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。